サイト内検索

ログイン



マーケット情報



RSS

レポート1

陳 満咲杜 氏(テクニカル・アナリスト)
上海出身の為替アナリスト兼FXトレーダー。黎明期からFX業界に携わる古参。チャート読解術である「プライス・アクション」が得意分野。テクニカル中心のコラムをお届け。

FXフォーカス・プライスアクション 第61回

更新日時:2017年03月20日 11:00

※本稿は2017年3月13日に作成されたものです。

20170313_ドル円.png

ドル/円  日足

アナリシス:先週続伸、先々週点灯した「アウトサイド」のサインの指示通りであった上、215日高値114.96円をブレイク、位置づけを一段と鮮明化させた。記述の通り、2月15日高値を起点とした反落波があくまで調整子波と位置づけられ、2月7日安値111.58円を起点とした上昇波が継続される計算だったので、想定通りの展開。昨年9月安値100.09円を起点とした上昇波、推進波として5波変動を有し、2月初頭にて112円関門割れがあっても急落を回避、第4調整子波(スピード調整)をすでに完成させたのであれば、111.58円を起点とした上昇波は当面継続される。2月28日の罫線、「強気リバーサル」&「フェイクセットアップ」のサインを灯し、強い上昇波の継続を暗示、3月8日罫線が示した「強気リバーサル」のサインもあって、先週の上昇が加速されたわけである。この意味では、先週末米雇用統計後の反落はあくまで途中のスピード調整と見做し、再度高値トライする蓋然性が高いとみる。1月19日高値115.62円のブレイクがあれば、1月11日高値116.87円の打診につながるであろう。114円台は一転してサポートゾーンと化し、深押しなしでは続伸の構造を維持、116.87円以上の上値トライも視野に入る。今週FRBの利上げはほぼ確実、今後の争点は年内利上げの回数に移るが、総じてドル高になりやすい流れに。もっとも、2月15日高値114.96円のブレイクをもって週足では「ダブル・ボトム」に近いフォーメーションを構築、続伸する場合、同指示ターゲットの118円台のトライが射程圏に収まる。中段保ち合いがすでに終焉された以上、ドルの高値トライを覚悟。今週も強気スタンスで臨みたい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
予想レンジ:114.50117.50      メインストラテジー:押し目買い

20170313_豪ドル円.png

豪ドル/円  日足

アナリシス:先週小動き、陰線引きしたものの、85.85円前後の支持を再確認、高値圏での保ち合いを示唆。2月高値88.18円から小さいトライアングルを形成、先週の値動き、同フォーメーションの一部と見做され、またブレイク待ちの状況を示す。従って、同トライアングルの上放れ、すなわち先週高値の再更新があれば、上放れのサインを点灯するであろう。もっとも、先週一旦87円関門をトライしたものの、終値が86円台前半に留まり、上値圧力を示唆。既述のように、86円台は昨年1月、3月及び4月高値の密集区域、また昨年3月高値が示した「フォールス・ブレイクアウト」のレベルであっただけに、再度ブレイクの有無は重要なシグナルを発す。この意味では、先週の保ち合い、基調の一段悪化を回避したものの、2月第3週の高値更新自体が「フォールス・ブレイクアウト」の疑いを完全に否定できず、今週の値動きがポイントになってこよう。換言すれば、今週上放れできない場合、売り圧力が暗示され、頭打ちのパターンになりやすいであろう。とはいえ、最終の判断、85円関門を死守できるかどうかにあり、85円関門割れなしでは、頭打ちと認定するのは性急、また既述したように、20162月安値72.19円を起点とした切り返し、なお継続され、昨年6月、7月高値(81.50円)までの値幅をそのまま上乗せした「倍返し」の計算では、90円台後半までのターゲットを得られるので、目先なお途中といったシナリオは維持される。1月末や2月初頭と同様、2月末も50日線のサポートを再確認できたわけだから、先週にて同線が再度サポートの役割を果たしたことに鑑み、目先基調が崩れていない。従って、2月15日高値88.18円を起点とした反落、延長されたとしてもスピード調整と位置づけ、87円関門~87円台半ばはメイン抵抗ゾーンの早期突破があれば、上昇推進波の構造は再度証左とされるであろう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
予想レンジ:86.0088.00       メインストラテジー:押し目買いレンジ取引


■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。
当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
※本レポートに掲載されているチャートなどの図版は、筆者が作成したものです。

陳満咲杜氏 プロフィール

○○○

中国・上海生まれ。1992年に所持金5,000円で来日し、日本語学校を経て日本大学経済学部に入学。 生活費と学費をアルバイトでまかないながら在学中より株式投資を開始。大学卒業後、中国情報専門紙の株式担当記者を経て黎明期のFX業界へ。 香港や米国の金融機関で研修を重ね、トレーダーとしての経験を積み、アナリストとして頭角を現す。GCAエフエックスバンク マネージングディレクター、イーストヒルジャパン チーフアナリストなど要職を経て独立。 現在は陳アソシエイツ代表/アナリストとして活躍している。 最新刊は『FX投資のすべてがマンガでわかる!』、『勤勉で勉強家の日本人がFXで勝てない理由』(ダイヤモンド社)、その他、『GMMAの真実』、『二刀流FX』、『CFDトレーディングの真実』『FXトレーディングの真実』(以上、扶桑社)、『FXプライスアクション成功の真実』(実業之日本社)、『着物トレーダーを卒業せよ 陳満咲杜の為替の真実』(青月社)などの著書多数。日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

当コラムに関するご意見やご感想、筆者への叱咤激励のメールは下記のアドレスへお願いいたします。
feedback@monex.co.jp

  • 掲載されている内容は、金融・為替市場に関する情報の提供を目的とし、勧誘を目的としたものではありません。また、その正確性および完全性を保障するものではありません。最終的な投資決定は、お客様ご自身の判断で行われますようお願いいたします。万一、この情報に基づいて取引をされ損害を被った場合においても、当社及び本資料中に引用・掲載した情報の提供者は一切責任を負いません。本件に関するお問い合わせはこちらまでお願いいたします。
    お問い合わせ窓口


よくあるご質問一覧
関連用語一覧
関連コンテンツ

このページの先頭へ

このページの先頭へ


マネックス証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会


Copyright© Monex, Inc. All Rights Reserved.