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スペシャリストレポート 今日のトレードポイント マネックスFX カスタマー業務推進部スタッフ 畑山 浩之

ディーラー時代から長年為替市場を見てきた畑山が、日々の市場変動やイベントを独自の切り口でお伝えしていきます。

模様眺め

2012年05月17日 15:21

17日東京市場では、米ドル売りが優勢。ギリシャ情勢に大きな変化はないが、ギリシャ懸念を背景としたリスク回避の動きが一服したことに加え、豪州の株価指数を除くアジア主要株価指数が前日比プラス圏で推移したことなどが好感されたもよう。ただ、値幅は限定的なもので、ドル/円は80.27円から80.38円と狭いレンジ内での推移となった。

欧州勢に期待か?

2012年05月17日 12:16

17日東京市場午前、米ドル売りが優勢となったが、値動きは小幅なものにとどまった。序盤、リスクオフの流れが一服する中で、海外勢等を中心にユーロの買い戻しが入り、対ユーロを中心に米ドル売りが優勢となった。この流れが他の主要通貨へ波及し、ポンド/ドルや豪ドル/ドルも連れ高となったものの、米ドル売りが一巡した後は、小幅反落した。一方、ドル/円は米ドル買いの動きが弱まったことで、伸び悩んだ。市場では、80円台後半から81円台半ばにかけて米ドル売り注文が観測されていることも上値を重くしているようだ。

この後も動意に乏しい展開が続きそうだ。引き続き、日経平均をはじめとしたアジア株の動向に注意したいが、本日についてはこれといって大きな動きもなく為替相場との相関も乏しく、欧州勢の参入後から動き出すかもしれない。日本時間16時にスペイン1-3月期GDPの改定値の発表が予定されている。内容次第で、ユーロを中心に動意づく可能性もあるので、注意したい。

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小康状態か?

2012年05月17日 9:07

【5月16日4本値】
 

2012.5.17d.PNG

【5月16日欧米主要株価指数及び商品相場等の終値】
 

2012.5.17e.PNG

【ニューヨーク市況】
16日ニューヨーク市場では、対ユーロを中心に米ドル買い・円買いが優勢。この日、欧州中央銀行(ECB)は、深刻な自己資本不足に陥っている一部のギリシャ銀に対する流動性供給を停止した。これらの銀行はECBの緊急流動性支援(ELA)に移管された。このニュースを受け、一時ユーロ売りが強まり、ユーロ/ドルは4カ月ぶりの安値水準となる1.2689ドルを、ユーロ/円は102.04円をそれぞれつけたが、持続しなかった。ただ、戻りは鈍く、ギリシャのユーロ離脱をめぐる懸念を背景に、一段と下落する可能性が高いとみられている。ユーロ/ドルは今後、今年1月につけた安値水準の1.2623ドルを試す展開となるとの見方が優勢で、この水準を下抜ければ2010年8月以来の安値を記録する可能性が高いとの声が聞かれた。

 ドル/円は一時、2週間ぶり高値水準となる80.54円まで上昇した。この日米商務省が発表した4月住宅着工件数がプラスに転じ、市場予想を上回ったことが支援材料となった。しかし、4月24-25日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表され、追加刺激策が必要になる可能性を指摘したことが明らかになったことを受け、上げ幅が縮小した。

 一方、この日英中銀が発表した四半期インフレ報告で経済成長率見通しを下方修正し、キング総裁はユーロ圏債務危機が英国の景気回復をリスクにさらしているとの見方を示した。これを受けて英ポンド売りが強まった。また、リスク回避の動きや世界経済減速への懸念から高利回り通貨も軟調。豪ドルやNZDはいずれも対米ドル5カ月ぶり安値をつけた。

【今日のポイント】
17日東京市場では、新たな取引材料なるものが少なくことから、為替市場は動意に乏しい展開となるのではないかとの見方が出ている。そうした中、前日のドル/円は底堅く推移したが、80円台半ばにくると上値が重くなる。クロス円のサポートがないことと、米長期金利に低下圧力がかかっていることなどが、上昇しにくくしているのではないかとの声が聞かれている。目先、前日の高値水準80.54円を上抜けできるのかに注意したい。

一方、16日ギリシャでは、選挙管理内閣が発足し選挙は6月17日に決定された。緊縮財政策を否定する議会第二党の急進左派連合が支持率を上げており、これまでの与党だった二党はさらに議席を減らしそう。市場では再選挙後にギリシャがユーロ離脱するとの懸念が強い。連合党首は支援プログラムを実施しなくてもユーロ残留は可能との見解を示したが、欧州首脳はあくまでも財政健全化を求める構えで、先行き不透明。ユーロ売り圧力がかかりやすい状況が続きそうだ。

本日の欧米市場の時間帯では、スペイン債入札と米週間失業保険申請件数、米景気指数等の発表が予定されている。最近発表された最新データで、米経済指標が予想より良い内容になったことで、米景気回復への期待が高まっているようだ。内容次第で、米ドルを中心に一時動意付く可能性があるので、注意したい。

引き続き、株価、原油相場、商品相場、債券相場等の動向や要人発言、突発的なニュース等に用心したい。

2012年5月17日(木)のピボットとフィボナッチ数を使ったピボット

2012年05月17日 8:14

おはようございます。本日もよろしくお願いします。以下、ピボット、フィボナッチ数を使ったピボットの順番です。それぞれ画像をクリックすると拡大できます。

ピボット

2012.5.17b.PNG

以下URLは、ピボットの計算式とイメージ図です。クリックすると拡大できます。
http://www.monexfx.co.jp/market/trade-point/2008/06/23/135600.php

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不安な一夜

2012年05月16日 17:30

【この後発表が予定されるイベント(全て日本時間)】
【経済指標】
17:30 英4月失業率(予想:5.0% 前回:4.9%)
17:30 英4月失業者数(予想:5000人 前回:3600人)
18:00 ユーロ圏4月消費者物価指数・確報値/前月比(予想:0.5% 前回:1.3%)
18:00 ユーロ圏4月消費者物価指数・確報値/前年比(予想:2.6% 前回:2.6%)
18:00 ユーロ圏3月貿易収支(予想:40億EUR 前回:28億EUR)
18:00 アイスランド中銀政策金利発表(前回:5.00%)
18:30 英中銀 四半期インフレ報告
20:00 米MBA住宅ローン申請指数/前週比(前回:1.7%)
20:00 南ア3月小売売上高/前年比(予想:6.6% 前回:7.2%)
21:30 米4月住宅着工件数(予想:68.5万件 前回:65.4万件)
21:30 米4月建設許可件数(予想:73.0万件 前回:76.4万件)
21:30 カナダ3月製造業出荷(予想:0.4% 前回:-0.3%)
22:15 米4月鉱工業生産(予想:0.6% 前回:0.0%)
22:15 米4月設備稼働率(予想:79.0% 前回:78.6%)
23:30 米週間原油在庫/前週比(前回:365万バレル)
03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、公表(4月24-25日開催分)

【要人発言及びイベント等】
18:00 フランス債入札
18:30 ドイツ10年債入札
22:00 ドラギECB総裁 会合であいさつ
22:00 ショイブレ・ドイツ財務相、講演
01:00 ゼーリック世界銀行総裁、講演
01:30 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演

     欧州委員会、ギリシャについて会合
     ECB理事会(非金融政策決定会合)

※指標などの発表予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。

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畑山浩之

マネックスFX カスタマー業務推進部畑山浩之

1986年から2005年までインターバンク市場で外為ブローカーとして勤務。主にFXスポット取引に従事。ドル/円の他、オセアニア通貨、ヨーロッパ通貨等も担当。1995年4月のドル/円を担当時に円史上最高値となる79円75銭を仲介し、激動の為替相場を経験した。その後、上場証券会社へ出向。初めて外国為替証拠金関係の仕事に携わり、インターバンクと個人取引との違いを目の当たりにし驚きと興味を持つ。
日本フィナンシャル・プランナーズ(FP)協会会員。
AFPラインセンス所有。

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