実取引
セキュリティーキーボードで入力
セキュリティキーボード
閉じる
閉じる
外国為替の取引が行われるのが外国為替市場。
ユーロと米ドル、豪ドルと円などさまざまな通貨ペアが外国為替市場で取引されています。
日本では東京証券取引所を始めとする公設取引所で上場株式が取引されているように、外国為替証拠金取引は東京金融取引所で取引ができます。
また、銀行や「ブローカー」と呼ばれる仲介会社、それに私たちマネックス証券などのFX会社などが外国為替の取引を行えば、そこが市場。
つまり世界のいたるところが外国為替市場になる可能性があるのです。
外国為替取引は、その時間帯で最も活発に取引が行われる地域の名をとって
「シドニー市場」「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」といわれることがあります。
日本時間の朝8時から夕方5時を中心にして取引するのは東京に拠点を置く会社。この時間帯が「東京市場」です。
それが終わるころにはドイツやイギリスの会社が動き出して「欧州市場」や「ロンドン市場」となり、
夜8時を過ぎるころには、世界最大の金融街であるニューヨーク・ウォール街が動き出します。
これが「ニューヨーク市場」で、ニューヨーク市場が終わると1日が終了、バトンはウェリントンやシドニーに引き継がれ、
やがて東京市場が開き、という繰り返しで金融機関が休みとなる週末を除き、24時間、眠ることなく動くのです。
外国為替市場は日々変動しています。為替レートが動く理由はさまざまです。
もっとも大きいのは経済的な要因。「通貨は国力を映す鏡」ともいわれますから、通常「アメリカの景気がいい」となると、
アメリカの通貨は買われやすくなる傾向があります。
また、政治的な要因でも為替は動きます。
たとえば、ある国の政治情勢が不安定になると、その国の通貨は売られやすくなる傾向があります。
また戦争やテロといったイベント、大きな資金を動かす投資家の投機的な売買などにも外国為替市場は敏感に反応します。
ページトップ