ウィークリー・コラム

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マネックス証券為替ディーラー
高野 進吉 ウィークリー・コラム
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高野 進吉 (当社為替ディーラー)

高野 進吉 (当社為替ディーラー)

1991年から外国為替市場に携わる古参の為替ディーラー。短資会社で身につけた為替に関する深い鑑識眼と、長年の為替ディーリング経験を活かし、簡潔でわかりやすいマーケット分析を皆様にお届け。

注目のイベント 4月17日 火曜日 イギリス雇用統計

更新日時:2018年4月20日 10:00

今回はイギリスの雇用統計に注目。

前回の結果

3月21日18:30(日本時間)

調査 事前予想 結果 前回
失業率(16歳以上・季節調整値) 11-1月 4.40% 4.30% 4.40%
失業保険申請件数比率(季節調整値) 2月 -- 2.4% 2.3%
失業保険申請件数前月比(季節調整値) 2月 -- 9,200 -7,200

TA20180413_ILO_RATE.png

出所:マネックス証券

※チャートおよび一覧表の数値は指標対象月の数値を表示しています。
※本表には修正値は反映していません。また、同月内に複数回発表の指標については、最後に発表された数値を反映しています。

  

当時の市場環境

3月19日 20:45頃
デービス英EU離脱担当大臣とバルニエEU主席交渉官が共同記者会見を行い、EU離脱の暫定合意を発表した。
移行期間は2019年3月29日から2020年12月31日まで。移行期間中は英国民とEU加盟国民はそれぞれに入国した場合はこれまでと同じ条件が与えられ、EUの貿易協定が適用される。
記者会見開始時刻の告知後よりGBPが対円対ドル共に上昇、記者会見後にはGBP/USDは約1か月ぶりの高値1.40878(MonexFX値)を記録した。

3月20日 18:30
英CPI(消費者物価指数)が発表され、結果が予想を下回りGBPは値を下げた。

調査 事前予想 結果 前回
CPI(前月比) 2月 0.5% 0.4% -0.5%
CPI(前年同月比) 2月 2.8% 2.7% 3.0%
CPIコア(前年同月比) 2月 2.5% 2.4% 2.7%

  

発表当時の動き

TA20180413_GBP_Blmb.png

上段 GBP/JPY 下段 GBP/USD                   出所:Bloomberg

失業率は変わらず予想を裏切り0.1%改善したことでGBPは発表直後より対円対ドルで上昇し、GBP/USDは前日に下落した英CPIの発表直前のレベルまで値を戻した。

  

最近の主な動き

TA20180413_GBP_MTFX.png

3月22日 18:30 英小売売上高

調査 事前予想 結果 前々回 前々回修正
小売売上高(除自動車燃料、前月比) 2月 0.4% 0.6% 0.1% -0.2%
小売売上高(除自動車燃料、前年同月比) 2月 1.2% 1.1% 1.5% 1.3%
小売売上高(含自動車燃料、前月比) 2月 0.4% 0.8% 0.1% -0.2%
小売売上高(除自動車燃料、前年同月比) 2月 1.2% 1.1% 1.5% 1.5%

結果はまちまちで、ほぼ動きなし。

21:00 英英MPC Meeting (金融政策委員会会合)・政策金利発表
事前予想 結果 前々回
イングランド銀行政策金利 0.50% 0.50% 0.50%
BOE資産購入目標 4,350億£ 4,350億£ 4,350億£
BOE Corporate Bond Target 100億£ 100億£ 100億£

政策金利は7対2の賛成多数で据置きとしたが、反対票が2票入ったことで利上げが早まるのではとの期待が高まり、発表直後はGBPが急上昇、揉み合い後に値を戻した。
(いずれも日本時間)

今回の英雇用統計の発表に続いて、18日には英CPI(消費者物価指数)、19日英小売売上高など、重要経済指標の発表が控えており、早期金利引上げ期待が高まるような数値を期待したい。
英国のEU離脱の移行期間について暫定合意され先行き不透明感が緩和されたことで、GBPの上昇には弾みがつきそうだ。

調査 事前予想 結果
失業率(16歳以上・季節調整値) 12-2月 4.3%
失業保険申請件数比率(季節調整値) 3月 2.4%
失業保険申請件数前月比(季節調整値) 3月 9,200

発表は4月17日 17:30(日本時間)

事前市場予想は本稿執筆時点(4月12日)では発表されていないため、当社HPでご確認ください。

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高野 進吉 プロフィール

高野 進吉

1991年よりトウキョウフォレックス株式会社で為替スポット取引や先物取引のブローカーを歴任後、2006年より同社にて為替証拠金事業における為替ディーラーとして活躍。2015年より現職。
短資会社で身につけた為替に関する深い鑑識眼と、長年の為替ディーリング経験により、社内ではディーラーのパイロット(水先案内人)的な存在感を発揮する。

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