ウィークリー・コラム

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FXトレーダー講師
Ketty 氏 ウィークリー・コラム
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Ketty 氏

Ketty 氏(テクニカル・アナリスト)

多くの受講生を受け持つ、人気FXトレーダー講師。「自分の性格とライフスタイルに合ったトレード」をモットーに、わかりやすいテクニカル分析を中心にしたコラムをお届け。ボリンジャーバンドを駆使した取引が得意分野。

1月17日 英ポンド/円の概況と相場想定

更新日時:2019年1月24日 10:00

ポンド円 (136.70〜144.00)1月17日〜1月26日まで


アナリシス:

皆さん、こんにちは! 英国のEU離脱を巡る問題で今週は相場も大きく動きました。
15日に英国下院議会でEU離脱協定案の採決が行われ、結果は否決。
反対432票、賛成202票となりました。

メイ首相は投票直前の演説で同協定への支持をあらためて訴えたものの、野党各党や与党・保守党の造反議員を説得するには至らず、230票の大差で予想通りの否決。最大野党・労働党のコービン党首は、政権奪取に向けた解散総選挙を見据え、即座にメイ政権に対する不信任動議を提出しました。

翌16日の下院では、内閣不信任案を反対325票、賛成306票で否決。離脱協定に反対した与党・保守党のEU離脱強硬派と同党に閣外協力する北アイルランド統一党(DUP)が共にメイ首相を支持したため、倒閣は実現しませんでした。
 
不信任案は労働党のほか、自由民主党、スコットランド独立党(SNP)、ウェールズ党と緑の党の4野党も支持しました。一方、保守党は前日のEU離脱協定の採決で118人の造反議員を出したものの、不信任決議での造反者は皆無。DUPは10人の議員全員が不信任案に反対しました。
EU離脱協定案には反対するものの、この状況下でEUとの交渉など離脱実現に向けて牽引力のある党首はメイ首相が適任との見方が超党派的に支持されていることが伺えます。
コービン党首は投票に先立つ演説で「メイ政権は英国が直面する最も重要な問題で議会の支持を得ていない」と指摘。「過去のどの首相もこうした状況では辞任し、総選挙を実施したはずだ」と訴えました。これに対しメイ首相は「総選挙は国益に反する」と主張。「団結が必要な時に分裂を深め、確実さが必要な時に混乱をもたらす」と批判していました。
メイ政権はDUPの閣外協力を得、かろうじて議会で過半数を維持しているため、不信任案に対する賛否の票差はわずか19票でしたが、3月29日のEU離脱を間近に控える中、首相の交代や解散総選挙の実施などがあれば、さらなる混乱を引き起こすことは必至となるため、それを免れたことになります。
内閣不信任案が否決されたことを受け、メイ首相はブレグジットを遂行するため引き続き首相職を全うするとあらためて強調しています。ブレグジットの達成に向け、あらゆる政党のリーダーと「建設的な精神」の下で個別に協議する用意があると呼びかけました。「この議会において、交渉可能で十分な支持が得られる解決策を見つけなければならない」と事態の打開に意欲を見せており、この日の夜から協議を開始する方針を示しています。
英国内における膠着状態を受け、英国とEUの双方からEU離脱を延期する必要があるという声が高まっているものの、メイ首相は予定通りの日程で離脱を実施する方針をいまだに崩してはいません。メイ首相は、EU離脱協定の否決を受けた今後の方針を21日に下院に提案する予定です。
来週も首相の発言や、EUサイドの要人発言、議会の動きでポンドは急騰急落の可能性がまだまだあるため、注意していきたいところです。

向こう1週間の重要指標です。

17日(木)19:00 EUR・消費者物価指数

18日(金)8:30 日・全国消費者物価指数

21日(月)11:00 中・GDP

23日(水)15:30 日・黒田日銀総裁定例記者会見、時間未定 日・政策金利発表

 

それでは、月足チャートです。

KE20190117_M.png

トレンドレス下段。3日の大暴落で長い下ヒゲ出現となりました。トレンドレス内に回帰して、上昇方向に進むのが妥当な見方です。

 

続いて、週足チャートです。

KE20190117_W.png

トレンドレス下段。暴落後全戻し、下げるなら−2σまで。上昇するならMAもしくはミドル付近と言えます。

 

最後に、日足チャートです。

KE20190117_D.png

米ドル/円の上げにもつられて、トレンドレス中段から上段に進んでいるところ。
ここで一旦、上げ止まりとなり、MA、ミドル付近まで落ちるのか、このまま+2σタッチまで上昇するかの場面です。

 

以上の分析から、エントリーポイントとしては以下のとおりです。

予想レンジ:136.70〜144.00 

 

メインストラテジー:

買いをするなら、

・140.50円を上にブレイクしたら、レジサポ転換もしくは短期足の押し目を根拠にエントリー
・1時間足、もしくは4時間足の-2σまで下落してきた場合は、そこから逆張りを根拠にエントリー(価格未定)
 ※離脱を巡っての突発的な動きで一時的に下落などをした場合と上記の環境下を合致させて、エントリータイミングを計りましょう
・136.70円〜137.00円日足−2σタッチでWボトムを根拠にエントリー

売りをするなら、

・140.70円〜140.90円のレジスタンスラインを根拠に逆張りエントリー
・140.30円~140.60円の1時間足Wトップを根拠にエントリー
・141.30円〜140.70円の日足+2σ越えでトレンドレス逆張りを根拠にエントリー

 

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Ketty氏 プロフィール

Ketty 氏

大学時代に父親が破産し、自分でお金を稼いで自立する大切さを知る。卒業後、秘書検定講座やビジネスマナー講座、就職支援などの講師をする傍ら経営コンサルト会社に勤務。その後、自分のビジネスを模索し、職業訓練校を開校・アフィリエイトやアービトラージ等様々なネットビジネスに挑戦したのち、FXの道を究めることを決意。熱心に勉強に励み、戦略動画を掲載する。その後2013年にリアルトレードを開始し、トレード口座を開講。多くの受講生に対して「自分の性格とライフスタイルに合ったトレード」をモットーに講義している。
『ケッティーFXの教科書コース・オンラインコース・コンサルコース』で講義中。
ブログ:ケッティーのFX

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