ウィークリー・コラム

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”一目均衡表”の確立者「一目山人」三代目
細田 哲生 氏 ウィークリー・コラム
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細田 哲生氏

細田 哲生 氏(”一目均衡表”の確立者「一目山人」三代目)

為替情報レポートやインジケーターを利用した実際の取引手法を、テクニカルの視点からお届け。

モミアイ放れの目途  第31回

更新日時:2018年12月 4日 10:00

前回のコメントでは11月19日以降の続落は下げを示唆するとしたものの、現時点では5月21日起点、7月19日起点のモミアイ相場の範疇にあり大きな変動は考えにくいと述べました。

実際の変動は11月20日安値112.303円まで下げたものの、反発し11月27日現在113円台を維持しています。とはいうものの現在位置は11月12日高値を超えておらず、10月4日からの三角持ち合い(均衡表ではP構成と言います)となりまして、上げ三波動構成変化日を重視しつつも現在位置からの下落では下げ三波動構成変化日12月4日、28日も残しておかねばなりません。

HO20181127_1.png

先ず上げ三波動構成変化日の確認から。

10月28日から11月2日まで12日に対し、11月2日から12日目は今日11月27日となります。10月28日起点の三波動構成では12月5日、12月13日が変化日となります。

10月28日までを第二波動とする三波動構成では、目先12月11日、13日が変化日となっています。

2018年10月高値は5月21日V値、8月21日N値(5月安値起点)水準でありまして、その他計算値では117円台に重なっています。11月2日E値が117円台ですから、現在位置から上昇極端化するケースでは117円を天井としやすいということになりますが、月足均衡表上は12月の遅行スパンに対する相場実線、9の遅行スパンに対する先行スパン上限があると同時に12月5日までの時間が少ないだけに現実味があるとは思えません。

やはりモミアイ継続は変わりませんが、モミアイ相場がどこで放れるかは三波動構成変化日が示唆するところは多いのですが、何れにしても基本数値、対等数値を活用します。

HO20181127_2.png

上昇時間分のモミアイ時間

もっともこの為替コメントで活用しているのは上昇時間分のモミアイ時間という考え方ですが、上昇時間に関してはモミアイ起点までの上昇時間と高値までの上昇時間の二つを使います。

3月安値から7月19日までの上昇時間84日に対して、5月21日から84日目は9月13日でありました。9月13日の寄り付きは5月21日高値水準、この日のローソク足で遅行スパンの好転、先行スパン上限上抜けを同時に成しておりまして、上放れのポイントとして機能しました。

しかしながら10月4日までの上昇はⅤ値を超えきれず、10月26日今一度同水準をつけ現在に至っていることになります。

10月4日高値を更新してきた以上、高値までの上昇時間もまた変わってきたことになりますが、3月安値から139日間の上昇日数を5月21日から数えれば11月29日に時間が経過してくることが判ります。

11月29日までに10月高値を上抜くようならこの変化日よりも上げ三波動をより重視することになりますが(10月高値は5月21日Ⅴ値でありモミアイ上限水準となる)、超えていなければ高値決まりを懸念しなければならない変化日となります。

7月19日までの上昇日数84日に見合う形で11月12日は高値決まりとなりましたが、10月高値までの上昇日数としては93日、139日が残っています。

7月19日から139日目は先のこととなりますが、93日目は11月26日、同水準で経過してきました。続伸ならば上げ三波動重視で良いものの、現時点では11月26日高値からの続伸がありませんので高値決まりの可能性も残るものとなっています。

また図では起点からの基本数値も記してあります。

対等数値、基本数値で重なるもの乏しいという今回のようなケースでは均衡表の図表そのものを重視することになりますが、目先受動的に上昇する基準線に対して(7月19日高値水準になった時は特に)相場がどう反応するかにご注目ください。

最重要とする変化日はまだ先でありはっきりするのは2019年になってからと見ますが、12月第一、第二週は非常に大事な位置となっています。

さて今年は一目山人生誕120年でありました。

今年初めて私のコメントを読まれたという方も何かの因縁を感じます。

私としては是非一目均衡表完結編を皆さんに知って頂きたく、経済変動総研での企画を考えました。

今週中に告知いたしますので是非弊社ホームページをご確認ください。

http://www.ichimokukinkouhyou.jp/


 

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細田 哲生氏 プロフィール

細田 哲生氏

昭和43年11月生まれ。一目山人の意思を引き継ぎ、正しい一目均衡表の使い方を普及することに従事。経済変動総研主催の、「一目均衡表倶楽部」「メールマガジン株式レター」にて一目均衡表による相場解説、罫線講座を執筆中。「一目均衡表」確立者である一目山人(細田悟一氏)の孫にあたる。

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