いつもマネックスFXをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
2022年5月14日(土)でのマネックスFXのサービス終了、および、証券総合取引口座の店頭FX(サービス名称:FX PLUS、以下FX PLUS)への統合に先立ちまして、建玉・証拠金残高の移行対象となるお客様に向けて、改めて建玉・残高移行等に伴うご注意事項をお知らせいたします。
なお、移管対象となられるお客様には、2022年4月10日付けで、マネックスFXの取引画面内において「マネックスFXサービス終了に伴う建玉・証拠金残高移管に関して」という件名でお知らせを掲載しておりますので、ご確認をお願いいたします。
(移管対象外のお客様につきましては、お知らせの掲載はしておりませんので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。)
1. 建玉移管に関するご注意事項
マネックスFXからFX PLUSへの建玉移管に関するご注意事項は以下の通りとなります。
- 建玉移管は保有されている建玉毎に移管いたします。(同一通貨ペアで複数の建玉をお持ちの場合には一つにまとめず、個別の建玉毎に移管いたします。)
- 移管建玉に紐づく建玉評価損益/スワップ損益(累積)/未収手数料は未決済損益としてFX PLUSに引き継ぎます。
- マネックスFX側で部分決済している場合、未決済建玉のみ移管します。(既に決済済みの注文約定データは移管しません。)
- マネックスFXの過去約定注文データは移行いたしません。2022年7月上旬までマネックスFXへログインが可能であるため、詳細はマネックスFXのお取引画面にてご確認ください。
- マネックスFXからFX PLUSへ移行する建玉の取引番号は末尾に「*」を付与しております。
- マネックスFXからFX PLUSへ移行する建玉の約定日時はマネックスFXでの約定日時を引き継ぎます。
- マネックスFXでの有効注文(お持ちの建玉に紐づく有効注文も含む)はFX PLUSへは引き継ぎません。(最終営業日のクローズ時点で有効となっている注文は取消をいたします。)
~建玉移行後の取引画面イメージ(※)~
※下図は開発環境から取得しております。建玉数量や評価価格、日時等はあくまでも開発環境下のものとなります。

2. 残高(証拠金)移管に関するご注意事項
マネックスFXからFX PLUSへの残高(証拠金)移管に関するご注意事項は以下の通りとなります。
- マネックスFXでお持ちの証拠金残高(預入証拠金)はすべてFX PLUSへ移行いたします。
- 円貨(JPY)以外の外貨(USD・EUR)をお持ちの場合も、各通貨毎の残高をFX PLUSへ移行いたします。
- マネックスFXでのお取引で生じる取引損益/スワップ損益/手数料のうち、2022年5月16日(月)までに受渡しされる分はマネックスFXにて残高反映(実現処理)を行い、受渡しが2022年5月16日(月)を跨ぐ分はFX PLUSに未受渡確定損益としてを引き継ぎます。(FX PLUSでの受渡しとなります。)
3. レバレッジコース廃止 および FX PLUS口座での適用レバレッジ・ロスカット率に関するご注意事項
マネックスFXからFX PLUSへの移行に伴うに関する適用レバレッジ・ロスカット率に関するご注意事項は以下の通りとなります。
- マネックスFX口座でレバレッジ10倍コース/ロスカット率30%を設定されている場合、移管先のFX PLUS口座ではロスカット率70%を設定いたします。(レバレッジ10倍コース/30%以外のロスカット率を設定されている場合は100%で設定いたします。) PLUSへ移行いたします。
- マネックスFX口座でレバレッジ25倍コースを選択いただいている場合、移管先のFX PLUS口座ではマネックスFX口座で設定されているロスカット率を設定いたします。
|
レバレッジ/証拠金率/ロスカット率 |
サービス名 |
項目 |
1倍 |
2倍 |
5倍 |
10倍 |
25倍 |
マネックスFX |
証拠金率 |
100% |
50% |
25% |
10% |
4% |
選択可能 ロスカット率 |
30%/40%/50% 60%/70%/100% |
30%/40%/50% 60%/70%/100% |
30%/40%/50% 60%/70%/100% |
30%/40%/50% 60%/70%/100% |
50%/60% 70%/100% |
↓移管時にFX PLUS口座で適用されるレバレッジ/ロスカット設定 |
サービス名 |
項目 |
25倍のみ |
FX PLUS |
証拠金率 |
4% |
4% |
4% |
4% |
4% |
選択可能 ロスカット率 |
50%/60% 70%/100% |
50%/60% 70%/100% |
50%/60% 70%/100% |
50%/60% 70%/100% |
50%/60% 70%/100% |
移管先口座で適用されるロスカット率 |
100% |
100% |
100% |
70% or 100% |
マネックスFX口座で設定されているロスカット率を適用します |
4. 各種帳票に関するご注意事項
マネックスFXからFX PLUSへの建玉・残高(証拠金)移管に伴う各種帳票に関するご注意事項は以下の通りとなります。
- 「取引報告書及び取引残高報告書兼入金確認書(日次/月次/四半期)」は2022年5月16日(月)までマネックスFXにて作成いたします。
- 「期間損益報告書」は2022年5月16日(月)までマネックスFXの取引画面より期間指定/帳票作成を行うことができます。当該帳票は受渡日基準で作成しておりますので、受渡日が2022年5月17日(火)以降となるマネックスFXでの実現損益はFX PLUS取引画面よりご確認ください。
- 受渡日が2022年5月17日(火)以降となるマネックスFXでの取引に係る実現損益はFX PLUS取引画面内よりご確認いただけますが、当該実現損益については、実現損益内訳の項目のうち「調整額」の欄に記載されます。
- マネックスFXサービス終了日(2022年5月14日(土)5:55)から2022年7月中旬(予定)まではマネックスFX口座へログイン(及び各種データの閲覧)のみ可能な期間となりますので、帳票等の必要なデータにつきましては上記期間内にお客様ご自身で取得いただきますようお願いいたします。2022年7月中旬以降、ログインも不可となりますのでご注意ください。
~期間損益報告書(FX PLUS)の出力イメージ(※)~
※下図は開発環境から取得しております。帳票イメージに記載されている内容はあくまでも開発環境下のものとなります。

5. 入出金に関するご注意事項
マネックスFX口座への入出金に関するご注意事項は以下の通りとなります。
~入金に関するご注意事項~
- クイック入金は2022年5月14日(土)5:55までの受付で終了となります。
- 銀行振込入金は2022年5月13日(金)16時までの受付で終了となります。なお、2022年5月13日(金)16時以降のご入金に関しては、以下の通りの対応となりますので、あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。
①FX PLUSへの移管対象のお客様の場合:
受付終了後に当社側にて入金が確認できたものについては、移管先のFX PLUS口座へ入金いたします。
当社側で入金が確認できていないものについては、振込元金融機関へお客様ご自身での組戻し(お振込みの取消)の対応が必要となります。この場合、組戻しにかかる手数料はお客様ご負担となりますのであらかじめご了承ください。
②FX PLUSへの移管対象ではないお客様の場合:
受付終了後に当社側にて入金が確認できたものは、出金先登録金融機関への返金処理を行います。当社側で入金が確認できていないものについては、振込元金融機関へお客様ご自身での組戻し(お振込みの取消)の対応が必要となります。この場合、組戻しにかかる手数料はお客様ご負担となりますのであらかじめご了承ください。
~出金に関するご注意事項~
- マネックスFX口座での円貨の出金受付は2022年5月13日(金)14:30(当日取扱い分)までとなります。
- 外貨の出金受付は2022年4月30日(土)5:55までとなります。なお、外貨から円貨への両替は取引画面内「コンバージョン」取引より行えます。
6. マネックスFX と FX PLUS(移管先)のサービス仕様(差異)比較
マネックスFX と FX PLUS(移管先)のサービス比較(差異)に関する詳細は以下よりご確認ください。
マネックスFXとFX PLUS(移管先)のサービス仕様比較
7. FX PLUS 取引ツール
FX PLUS口座では、マネックスFX口座と同様に、以下の取引ツールを提供しております。詳細は以下「取引ツール(FX PLUS)」よりご確認ください。
- ウェブブラウザ取引画面
- 高機能ツール(MonexTraderFX)
- Lite(MonexTraderFX Lite)
- スマートフォンアプリ(MonexTraderFX スマートフォン)
取引ツール(FX PLUS)
マネックスFX(店頭外国為替証拠金取引)に関する重要事項
- <リスク>
- マネックスFXでは、取引対象である通貨の価格の変動により元本損失が生じることがあります。また、取引金額が預託すべき証拠金の額に比して大きいため(具体的な倍率は当社ウェブサイトをよくご確認ください)、取引対象である通貨の価格の変動により、その損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損)ことがあります。 さらに、取引対象である通貨の金利の変動により、スワップポイントが受取りから支払いに転じることがあります。マネックスFXは、店頭取引であるため、当社・カバー先の信用状況の悪化等により元本損失が生じることがあります。マネックスFXでは、損失が一定比率以上になった場合に自動的に反対売買により決済されるロスカットルールが設けられていますが、相場の急激な変動により、元本超過損が生じることがあります。加えて、相場の急激な変動により、意図した取引ができない可能性があります。
- <手数料等>
- マネックスFXでは、取引手数料はかかりません。当社は、通貨ペアごとにオファー価格(ASK)とビッド価格(BID)を同時に提示します。オファー価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格はビッド価格よりも高くなっています。流動性の低下、相場の急激な変動により、スプレッドの幅は拡大することがあります。
- <証拠金>
- マネックスFXでは、取引通貨の為替レートに応じた取引額に対して一定の証拠金率以上で当社が定める金額の証拠金(必要証拠金)が必要となります。一定の証拠金率とは以下のとおりです。ただし、相場の急激な変動等の事由が発生した場合には当社判断により変更することがあります。
(個人口座)
レバレッジコースに応じ、4%(一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)~100%の間で証拠金率を定めます。
(法人口座)
金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号の定める定量的計算モデルにより金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率です。ただし、金融先物取引業協会の算出した為替リスク想定比率が、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率(原則1%、一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)を下回る場合には、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率を優先させることとします。
- <その他>
- お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。