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金融商品取引業などに関する内閣府令の改正により、当社では2010年8月1日から「証拠金維持率判定」を実施しております。
下記では、その判定ルールと強制決済についてご説明いたします。
個人のお客様は、当社の定める証拠金率判定時刻に4%以上の建玉必要証拠金をお預けいただくことが必要となります。
この判定の結果、不足金が発生している場合には、未約定の新規注文を自動的に取消いたします。
その後も引き続き証拠金不足額がある場合で、かつ証拠金不足額の解消(充当)が十分に行われなかった場合には、
18:00以降すみやかにすべての建玉を強制決済いたしますのでご注意ください※1。
毎営業日、当社終値に基づき、火曜日から土曜日の午前6:55以降に行います※2。
対象となるレバレッジは下記の2つとなります。
4%以上の建玉必要証拠金があるかを、証拠金維持率が下記の基準以上であるかどうかで判定いたします。
レバレッジ | 証拠金維持率 |
---|---|
25倍 | 100%以上 |
10倍 | 40%以上 |
証拠金不足額のご入金は、証拠金不足が判定された日の15:00までにクイック入金により行ってください※4。
15:00~18:00の間もクイック入金は受け入れますが、銀行での処理時間の遅延や、クイック入金手続き中のエラーなど、諸処の事情により入金確認に時間を要する事態となった場合、入金が即時に反映されません。余裕をもったお手続きをお願いします。
クイック入金以外のお振込みの場合は、ご入金の確認に時間を要し、入金が間に合わず、強制決済となる場合もございます。
不足額の入金処理中に、相場急変時などによりロスカット・ルールに抵触し、「自動ロスカット」が発動し全建玉が決済される場合がございます。
維持率判定の結果、その後も引き続き証拠金不足額がある場合で、かつ証拠金不足額の解消(充当)が行われなかった場合には、証拠金不足の判定を行った日(銀行休業日の場合は翌銀行営業日)の18:00過ぎに最終判定を行い※5、判定後すみやかに強制決済を執行します。
証拠金不足により、強制決済が執行された場合は、その旨をお知らせ画面、およびメールでお知らせします。
当社では、両建てとなる建玉・未約定注文に関しては、通貨ペアごとに売り、買いそれぞれに必要な証拠金額を比較して大きい額をその通貨ペアに対する必要証拠金額とする「両建てMAX方式」を採用しております。
両建て時の必要証拠金額については、両建て時の証拠金計算ルールを必ずご確認ください。
証拠金維持率判定を行った際の状況を以下とした場合
建玉と未約定注文の状況
売 | 買 | |
---|---|---|
建玉 | ①10,000 × 80.00円 × 4% | ②7,000 × 79.98円 × 4% |
建玉必要証拠金 | 32,000円(A) | 22,394円(B) |
注文 | ③5,000 × 80.00円 × 4% | ④12,000 × 79.98円 × 4% |
注文必要証拠金 | 16,000円(C) | 38,390円(D) |
総必要証拠金 | 48,000円(E) | 60,784円(F) |
建玉必要証拠金(X) | MAX( A , B ) = 32,000円 |
---|---|
注文必要証拠金 | Y - X = 28,784円 |
総必要証拠金(Y) | MAX( E , F ) = 60,784円 |
証拠金維持率判定時点の総必要証拠金で不足が発生した場合、最初に新規注文が取り消されます。
この場合、注文必要証拠金が証拠金不足額に充当されることで、証拠金不足額が解消されます。
証拠金維持率判定を行った際の状況を以下とした場合
建玉の状況
売 | 買 | |
---|---|---|
建玉 | 10,000 × 80.00円 × 4% | 7,000 × 79.98円 × 4% |
建玉必要証拠金 | 32,000円(A) | 22,394円(B) |
総必要証拠金 | 32,000円(C) | 22,394円(D) |
建玉必要証拠金 | MAX( A , B ) = 32,000円 |
---|---|
総必要証拠金 | MAX( C , D ) = 32,000円 |
この場合、建玉の多い売建玉を3,000通貨決済したことで、証拠金不足額が解消されます。
建玉数量が多い方(売建玉)の証拠金額が建玉必要証拠金として計上されているので
建玉が少ない方(買建玉)を決済しても、証拠金不足額に充当されません。
証拠金維持率判定を行った際の状況を以下とした場合
売 | 買 | |
---|---|---|
建玉 | 7,000 × 80.00円 × 4% | 7,000 × 79.98円 × 4% |
建玉必要証拠金 | 22,400円(A) | 22,394円(B) |
総必要証拠金 | 22,400円(C) | 22,394円(D) |
建玉必要証拠金 | MAX( A , B ) = 22,400円 |
---|---|
総必要証拠金 | MAX( C , D ) = 22,400円 |
この場合、売建玉を1,000通貨決済すると追加証拠金の解消には6円充当されます。
従って、残りの証拠金不足額(-3,094円)の解消のため、売建玉と買建玉の決済を順次行う必要があります。
この場合、建玉の多い買建玉を1,000通貨決済したことで、証拠金不足額が解消されます。
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